最近、「発酵プロテイン」ということばを見かけることが増えました。&Fermentaも、名前のとおり発酵とつながりのあるプロテインです。
ただ、正直に言うと、「発酵プロテイン」ははっきりした定義があることばではありません。この記事では、このことばがどんな意味で使われているのかを、私たちの考えも含めてまとめました。
この記事でわかること
- 「発酵プロテイン」ということばの使われ方
- 酵母プロテインとの関係
- 発酵でたんぱく質をつくる理由
発酵プロテインは、決まった定義のないことば
「ホエイプロテイン」や「ソイプロテイン」は、原料の名前がそのまま入っているので、何からできているかがすぐにわかります。
一方で「発酵プロテイン」は、原料ではなく「つくり方」に注目したことばです。使われ方は、大きく分けて次の2つです。
- 微生物を発酵・培養して、その微生物からたんぱく質を取り出したもの
- 大豆などのたんぱく質の原料を、微生物の力で発酵させたもの
どちらも「発酵」とつきますが、中身は少し違います。商品を選ぶときは、ことばの印象だけで決めずに、原材料表示で「何からできているか」を確認するのがいちばん確実です。
発酵プロテインと酵母プロテインの関係
&Fermentaに使っているのは、1つめの「微生物からたんぱく質を取り出す」タイプです。その微生物が酵母なので、原材料表示には「酵母プロテイン濃縮物」と書かれています。
酵母は、パンやお酒、みそやしょうゆづくりにも使われてきた、とても身近な微生物です。この酵母をタンクの中で発酵・培養して増やし、そこからたんぱく質を取り出したものが酵母プロテインです(くわしくは「酵母プロテインとは?」で紹介しています)。
つまり、酵母プロテインは「発酵プロテイン」の一種と考えることができます。
| ことば | 何に注目したことばか | 例 |
|---|---|---|
| ホエイプロテイン | 原料(牛乳) | ホエイのプロテイン |
| ソイプロテイン | 原料(大豆) | 大豆のプロテイン |
| 酵母プロテイン | 原料(酵母) | &Fermenta |
| 発酵プロテイン | つくり方(発酵) | 酵母プロテインなど |
なぜ発酵でたんぱく質をつくるのか
微生物を使ってたんぱく質をつくる方法は、牛を育てたり、畑で豆を育てたりする方法とは考え方が違います。
管理されたタンクの中で育てられる
酵母は、温度などを管理したタンクの中で培養します。天候や季節に左右されにくいのが特徴のひとつです。
牛乳や大豆を使わない
原料が酵母なので、牛乳や大豆を使わずにたんぱく質をつくれます。乳や大豆以外のプロテインを探している方にとっては、選択肢のひとつになります。ただし、製造する設備が乳や大豆を含む製品と共通のこともあるので、気になる方はパッケージの注意書きも確認してください。
昔からある技術の、新しい使い方
発酵そのものは、日本の食卓ではおなじみの技術です。その発酵を、たんぱく質をつくることに使っている、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
&Fermentaの場合
&Fermentaは、国内製造の酵母プロテイン濃縮物を使っています。名前の「Fermenta」は「発酵」から、「&」には、酵母だけでなくほかの素材も合わせている、という意味をこめました。
味はリッチカカオで、1回35gあたりたんぱく質21.1g。原材料に乳・大豆は使用していません(乳・大豆を含む製品と共通の設備で製造しています)。
酵母プロテインの原料やつくり方、ホエイ・ソイとの違いは、「酵母プロテインとは?原料・つくり方と、ホエイ・ソイとの違い」で紹介しています。
まとめ
- 「発酵プロテイン」は、つくり方に注目した、定義のはっきりしないことば
- 酵母プロテインは、発酵・培養した酵母からつくる「発酵プロテイン」の一種
- 選ぶときは、ことばの印象より原材料表示を確認する
&Fermentaの原材料と栄養成分は、商品ページで確認できます。
